2017年05月15日
2017/05/15 M41A続報 グランドフィナーレ!
元記事です↓
https://xisetakano.blogspot.jp/2017/05/20170515-m41a.html
おはようございます。不定時連絡です。
最近ペースアップしているのもあって、積年の案件M41Aを一気にやっつけようと頑張りました。
目下残っている工作として、グレネード部のシリンダーヘッド(ノズル)の部分の強化工作です。
こちら、エアガンカスタムをされているカラシタカナ様の開発された「ヒッタイト加工」を参考に、鉄製のスペーサーをインサートとして圧入してあります。
マルイのエアショットガンシリーズの持病でこの部分がやられやすいので、これで改善できれば。
で、その「ヒッタイト(もどき)」を施したシリンダーのどてっぱらをですねぇ、こうやって、
金色と赤色の帯を塗装してやって・・・
ショットシェルをチラ見せするアレの再現です。帯の塗り分け位置もいい感じにキマりました!
んでこうなって・・・
このように、グレネード部が完成しました!
ここでグレネード単品で動作試験。
OK、しっかり動作します。ラビットファイア機構も健在。
ジャケットの締めすぎでスライド動作が渋くなるかと思いましたが、本来実装予定だった強さのスプリングを詰めると問題なく動作してくれて安心しました。
次、最初に仕込んだバレル関係ですが、数年の技術の蓄積をフィードバックしアップグレード。
チャンバー窓部分の、HOPパッキンの「逃げ」を稼ぐ加工と、
同じくバレルの開口部にテーパーを施す加工です。カメラの性能と使い手の下手さ加減から接写が出来てないのはお目こぼしをw
まだ続きます。
こちらも新技術の投入、電動メカのスライド可動部を研磨してほどほどにピカピカに。
で、諸々のアップグレードを施した上で一気呵成に組み立てて、念の為もう一度と初速を測ったところ・・・
あかーん!
銃刀法上ダウトな数字が出てしまいました。
あれか、バレルの加工で初速が上がったのか?
で、
仕方ないので再度分解してスプリング交換して組み立てて組み込んで再度初速を計測。
まだ速い。この数値自体は規制値内(1J以下)ですが、電動ガンというのは往々にして、ちょっとした条件の変化で数字が上下します。
これでは何かの拍子に規制値に届いてしまう可能性があります。
つまりまた再調整ですねー。
また分解してスプリング交換して組み立てて組み込んで再々計測。
ちょっと低くなりましたが、この数値なら安心して納品できます。
個人的には95m/sとかカツカツの数字よりこのくらいの方が安心できたり。
ただし、ここで一つ浮上した問題が。
電動ガンの部分の発射動作がおかしい。セミ/フルともに途中で止まったり、動かなかったり。
うーん、なんだ?と弄っているうちに、「ガガッ!」っといってモーターが空回りする音が。
うん、とりあえずモーターの噛み合いがズレたね。
ピニオンの位置を押し込んだ状態で固定しました(迂闊にも前回固定し忘れていたのか、射撃のショックで少しずつ緩んでいた模様)。
で、動作見直し。
まだ動きが怪しい。次はどこだ?
P90/トンプソン系のメカボックスは、カットオフレバーが曲がるという持病がありますが、今回そこは大丈夫みたい。
ただ、それを押し返すスプリングを良かれと思って強めの物に替えたのですが、コレのストロークが足りてなかったらしく押し返す動作が不十分になってたので、これも長さとテンションが十分なものに再度交換。
で、治ったと思ったところまた症状が発生。
うーん、どこだ、わからん。となって、こういう時は各個の要素に分解して解析するに限るとカットオフの動作とモーターの動作、それからスイッチの動作とそれぞれを確認したところ、最後のスイッチの動作に不具合を発見。
スイッチ部分の金具の「反り」が足りておらず、ONの状態でも通電が不安定になっているのが原因でした。
スイッチを分解して曲げ直してついでに接点グリスを塗布してまた組み立てて、動作試験・・・クリア。
よし、これで全て問題なくイケるぞ!
メカボを組み立てて、グレネード部と一緒にジャケットに組み込んで、諸々のネジやら部品やらを組み付けて、どうしても固定出来ない部品をグル―で固定して、完成です!
できた。
グル―が硬化すれば遂に完成です。
長かった・・・勝ったぞ!
こちらの商品、お客様のオーダーが付いている物ですので、今回は売り出し情報はありません。
お客様、長い間お待ち頂きありがとうございました!
しかしねー、組み立て時から分かっていた事ですが、やっぱりこの銃、
すんごい重いです(汗)。
バッテリーと弾詰めたら4㎏以上、下手したら5㎏に届くのではないかという重さ。
しかもグレネードも重いから重心が若干前寄り。
試射しているだけで疲れてくるというトンデモナイ仕様です。まあでも、今回のお客様は実戦投入するお積もりは無いそうなので、置き場所に気を付けて頂くという事で。
先週末にかけての作業は他にもありましたが、とりあえずM41Aのみまとめてみました。
では一旦ここで。
ご閲覧頂きありがとうございました。
https://xisetakano.blogspot.jp/2017/05/20170515-m41a.html
おはようございます。不定時連絡です。
最近ペースアップしているのもあって、積年の案件M41Aを一気にやっつけようと頑張りました。
目下残っている工作として、グレネード部のシリンダーヘッド(ノズル)の部分の強化工作です。
こちら、エアガンカスタムをされているカラシタカナ様の開発された「ヒッタイト加工」を参考に、鉄製のスペーサーをインサートとして圧入してあります。
マルイのエアショットガンシリーズの持病でこの部分がやられやすいので、これで改善できれば。
で、その「ヒッタイト(もどき)」を施したシリンダーのどてっぱらをですねぇ、こうやって、
金色と赤色の帯を塗装してやって・・・
ショットシェルをチラ見せするアレの再現です。帯の塗り分け位置もいい感じにキマりました!
んでこうなって・・・
このように、グレネード部が完成しました!
ここでグレネード単品で動作試験。
OK、しっかり動作します。ラビットファイア機構も健在。
ジャケットの締めすぎでスライド動作が渋くなるかと思いましたが、本来実装予定だった強さのスプリングを詰めると問題なく動作してくれて安心しました。
次、最初に仕込んだバレル関係ですが、数年の技術の蓄積をフィードバックしアップグレード。
チャンバー窓部分の、HOPパッキンの「逃げ」を稼ぐ加工と、
同じくバレルの開口部にテーパーを施す加工です。カメラの性能と使い手の下手さ加減から接写が出来てないのはお目こぼしをw
まだ続きます。
こちらも新技術の投入、電動メカのスライド可動部を研磨してほどほどにピカピカに。
で、諸々のアップグレードを施した上で一気呵成に組み立てて、念の為もう一度と初速を測ったところ・・・
あかーん!
銃刀法上ダウトな数字が出てしまいました。
あれか、バレルの加工で初速が上がったのか?
で、
仕方ないので再度分解してスプリング交換して組み立てて組み込んで再度初速を計測。
まだ速い。この数値自体は規制値内(1J以下)ですが、電動ガンというのは往々にして、ちょっとした条件の変化で数字が上下します。
これでは何かの拍子に規制値に届いてしまう可能性があります。
つまりまた再調整ですねー。
また分解してスプリング交換して組み立てて組み込んで再々計測。
ちょっと低くなりましたが、この数値なら安心して納品できます。
個人的には95m/sとかカツカツの数字よりこのくらいの方が安心できたり。
ただし、ここで一つ浮上した問題が。
電動ガンの部分の発射動作がおかしい。セミ/フルともに途中で止まったり、動かなかったり。
うーん、なんだ?と弄っているうちに、「ガガッ!」っといってモーターが空回りする音が。
うん、とりあえずモーターの噛み合いがズレたね。
ピニオンの位置を押し込んだ状態で固定しました(迂闊にも前回固定し忘れていたのか、射撃のショックで少しずつ緩んでいた模様)。
で、動作見直し。
まだ動きが怪しい。次はどこだ?
P90/トンプソン系のメカボックスは、カットオフレバーが曲がるという持病がありますが、今回そこは大丈夫みたい。
ただ、それを押し返すスプリングを良かれと思って強めの物に替えたのですが、コレのストロークが足りてなかったらしく押し返す動作が不十分になってたので、これも長さとテンションが十分なものに再度交換。
で、治ったと思ったところまた症状が発生。
うーん、どこだ、わからん。となって、こういう時は各個の要素に分解して解析するに限るとカットオフの動作とモーターの動作、それからスイッチの動作とそれぞれを確認したところ、最後のスイッチの動作に不具合を発見。
スイッチ部分の金具の「反り」が足りておらず、ONの状態でも通電が不安定になっているのが原因でした。
スイッチを分解して曲げ直してついでに接点グリスを塗布してまた組み立てて、動作試験・・・クリア。
よし、これで全て問題なくイケるぞ!
メカボを組み立てて、グレネード部と一緒にジャケットに組み込んで、諸々のネジやら部品やらを組み付けて、どうしても固定出来ない部品をグル―で固定して、完成です!
できた。
グル―が硬化すれば遂に完成です。
長かった・・・勝ったぞ!
こちらの商品、お客様のオーダーが付いている物ですので、今回は売り出し情報はありません。
お客様、長い間お待ち頂きありがとうございました!
しかしねー、組み立て時から分かっていた事ですが、やっぱりこの銃、
すんごい重いです(汗)。
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しかもグレネードも重いから重心が若干前寄り。
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では一旦ここで。
ご閲覧頂きありがとうございました。
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PDR-C再出品しました。
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